Beans. School
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III
Chapter Three
整える編
続けるための土台

豆を守り、味のずれを直し、道具を整える。はじめての一杯を、明日もおいしく淹れるための章です。

  1. 01豆の保存
  2. 02トラブルシュート
  3. 03お手入れ
整える · 01 · Storage

豆の保存。敵は 4 つ。

Four enemies of coffee.
豆の保存

コーヒー豆はデリケート。空気に触れ続けると、1 週間で香りが 30%、1 ヶ月で 70% 失われるという研究も。焙煎から 1〜2 週間後が飲み頃、そこから 4 週間以内に使い切るのが理想です。

4 Enemies空気高温湿気
常温 ◎飲み頃 1 ヶ月以内はこれが最適。密閉・遮光・涼しい場所。
冷蔵 △出し入れで結露、他食材の匂い移りも。非推奨。
冷凍 ◎1 ヶ月超の保存に。小分け真空で。解凍せず挽く。
— 整える · 1 —
整える · 02 · Trouble

はじめてのトラブルシュート。

When something feels off.
抽出レベル比較

初めて淹れたコーヒーが「なんか違う」時。大事なのは、1 回の抽出で 1 つの変数だけを変えること。

薄い・水っぽい
対処挽き目細く、湯温 93℃、注ぎをゆっくり
苦い・えぐい
対処挽き目粗く、湯温 87〜90℃、湯量を増やす
酸っぱすぎる
対処挽き目細く、湯温を上げる、蒸らし 30 → 40 秒
Message
初日の一杯が薄くても濃くても、それは「基準」ができたということ。失敗は、すべて次への資産です。
— 整える · 2 —
整える · 03 · Care

お手入れも、しましょう。

A little care goes a long way.

毎日使う道具は、少しずつ油分と微粉が溜まります。淹れ終わったらすぐに水洗い、これだけで 8 割 OK です。

毎日
  • ドリッパー・サーバー:使用後すぐ水ですすぐ
  • ケトル:内側の水滴を拭き取り、乾かす
週 1
  • ドリッパー:中性洗剤で油分を落とす
  • ミル外側:ブラシで微粉を払う
月 1
  • ミル内部:分解 → ブラシで乾拭き(水洗い NG
  • ケトル内部:クエン酸でカルキ落とし

Column · ドリップバッグのひと工夫

スーパーやコンビニのドリップバッグも、お湯を 40〜45ml ずつ 4 回に分けて注ぐだけで味わいが深くなります。ハンドドリップで身につけた「分割注湯」のテクニックは、こんなところでも活きます。

— 整える · 3 —
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