Beans. School
×
← 第 1 巻へ
II
Chapter Two
味わう編
一口目を言葉にする

まず素直に味わい、あとから言葉にする。味の記録は、3ヶ月の旅で自分の好みを見つけるための地図になります。

  1. 01一口目の味わい方
  2. 02フレーバーホイール
  3. 03今日の記録
味わう · 01 · Tasting

一口目は、ただ味わってみる。

Just taste. No analysis yet.
一口目

淹れたての一杯を前に、すぐに「酸味が」「苦味が」と分析を始める必要はありません。まず、一口。

「あ、美味しい」「なんか好きかも」「思ってたのと違う」── どんな感想でも構いません。その瞬間の素直な印象が、あとで「味覚カルテ」の土台になります。

01
香りAromaカップを鼻に近づけて、まず香りを嗅ぐ。花、果物、ナッツ。何かに似ていませんか。
02
フレーバーFlavor口に含んで舌全体に広げる。酸味、甘み、苦味。どれが強く感じられますか。
03
アフターテイストAftertaste飲み込んだあと、口の中にどんな余韻が残っていますか。
— 味わう · 1 —
味わう · 02 · Flavor Wheel

フレーバーホイール、味の地図。

The SCA Coffee Taster’s Flavor Wheel.

感じた香味を「ことば」に変える地図。中心から外に向かって、大分類 → 中分類 → 小分類と細かく分岐していきます。

SCA Coffee Taster's Flavor Wheel (JPN 2026)
画像をピンチ/ダブルタップで拡大できます
使い方 · how to read

① まず中心の 大分類 から選ぶ
② 次に隣の環(中分類)で絞る
③ 最後に外環(小分類)で、具体的な食材名に落とす

大切なのは 「正解を当てる」 ことではなく、「自分が今、何を感じたか」を言葉にすること。

画像提供:スペシャルティコーヒー協会 — Coffee Taster’s Flavor Wheel
sca.coffee/research/coffee-tasters-flavor-wheel
Licensed under CC BY-NC-ND 4.0

— 味わう · 2 —
味わう · 03 · Record

今日の 1 杯を、手元に残そう。

Record today’s cup.
記録アプリ Coffee Palette に今日の一杯を残す画面

味の印象は、驚くほどすぐに忘れてしまいます。豆の種類、焙煎度、挽き目、湯温、そして 感じたこと一言。「酸っぱいけど爽やか」「昨日よりまろやか」── そのくらい素朴な言葉で十分です。

紙のノートでもアプリでも、自分に合った方法で記録しましょう。手書き派はノートに走り書きでも十分。アプリ派なら、豆・レシピ・感じたことを数タップで残せます。

記録アプリ Coffee Palette へ ↗
— 味わう · 3 —
Next
次は、第 1 号 整える編
保存・トラブルシュート・お手入れ
次へ進む → ← 目次へ